論文

論文の書き方本

川崎剛『社会科学系のための「優秀論文」作成術」を読んでいる。 今まで読んだ論文作成の指導書の中で、一番高度な気がする。 ああ、修士論文の時にこれを読んでいたら、もっといい論文になったのに、と思った。でも発売は最近だから、どっちみち間に合わな…

結果発表の日を知らなかった

修士論文の面接結果、でたよね。 修論出した人は一応全員、合格みたいだよ。 …と、昨日の午後6時ごろ聞いた。 へっ? いつ? 結果? 出たの? わけの分からない状態で答えたのが、その2秒後だ。 で、そのあと飲み会だったので、またすっかり忘れた。 今日、…

修士論文の口頭試問

口頭試問が終わった。 どうやら正式には、口頭試問というらしい。修士論文の面接は。 午前11時から約一時間。 間抜けな返事をしてしまったものもある。 だって、いつもい指導している教授が二人、真剣で、にこりとも笑わないで、質問をし来るんだよ。 かえっ…

修士論文の面接試験

早稲田公共経営研究科に、9月卒業予定で修士論文を出したら、あすが口述試験となった。 口述試験って何だ? 口頭試験か? いや面接か? 学生は普通には面接と言っている人が多い。 しかし、実際に修士論文の面接をしたことのあるS女史は、そん話題の度に「口…

博士締め切りとホームステイのはじまり

今日が博士課程への願書締め切り日。 二日間で、約1万字の研究計画書と8000字の修士論文概要を書いた。 修士論文は「『グランドデザイン提示競争』序説 −国の将来像の構築と国民の参加ー」だったので、今度は「『グランドデザイン提示競争』本論」とした。 …

締め切りと締め切りが

実は博士後期課程に進もうかと思っている。 問題は時間がないことだ。締め切りは月曜日。あと二日しかない。 例年、修士論文を出したばかりの人が、すぐに博士過程の締め切りがある、とわめいていた。他人ごとのように聞いていた。 二日で、10,000字の研究計…

決戦の朝

修士論文の作成のため、寝不足である。 「大丈夫、私も寝不足。みんな寝不足だから」とは電話でのS子の弁。サッカーを見たらしい。 迂闊にも、あまりにも論文に気を取られて、サッカーの試合を忘れていた。S子が、家族とともにサッカーの試合を見ていたころ…

修士論文提出の朝

修士論文の受付期間は、昨日から明日までの三日間である。 私は、中日(なかび)の今日、持っていく予定。 さっきやっと仕上がった。これから、必要部数を印刷する。4部だよ。4部。 クラスメイトのカリー君なんか190ページくらいあるから、大変だろう。 私は…

大詰め

塚本教授と論文提出前の最後の演習をおえた。 論文のチェックと、博士課程への進学について話した。 そのあと、1時間ほど6時限目の授業の修了を待って、主査の津田教授と話した。 論文のタイトルがわずかだが変更する。だが重要な部分なので主査の許可を得た…

階が違えば

いま時差と戦って、頭はふらふらである。 それでも論文と戦って、さらに頭はふらふらである。 あげくに追い込みの睡眠不足と戦って、そーとー頭はふらふらである。 今日か明日に、教授との最後のチェックのための演習を予定している。 明日から三日間が、修…

現実にもどろう

日本に帰ってきた。 現実が押し寄せる。 修士論文。締め切りまで、あと3日。 帰宅してすぐにメールをチャックしたら、出発前に送信した論文をチャック修正した文章が、塚本教授から、すでに送ってきてあった。 教授。あなたは偉い。ほんとに偉い。えらすぎ…

これが青春だ。

旅行出発まであと二日。 ニューヨークで合流する息子からは、もう現地について友人の家に泊まっているとのメールが来た。エンジョイしていると。 私は、まだフラフラだと返事した。論文が。 青春だね〜。と返事。 これが青春か…。

山は越えたと思ったのに

昨日の演習を受けて、またまた論文を書いている。 一日中、朝の4時前から約9時間以上になる。コーヒーとパンだけで。 なんと、これから洗顔をする。 昨日、津田教授から指導を受けた。「君が受け入れるか受け入れないかは自由だ」と一つひとつ、指摘と理由…

論文提出と旅行と

サンデル教授の「ジャスティス」はおもしろい。NHK教育テレビの「ハーバード白熱教室」。 アマゾンから訳本が来たので、読みたい。だが、いま論文に関係する以外の本を読んで、はまると困る。頭がそこに行ってしまう。 いかん、いかん。 いまは、頭をすべて…

論文ハイとは

津田教授の演習終わって、帰宅した。 最近、私は論文ハイである。マラソンの人が走っているうちに、ある爽快な躁状態になるランナーズハイ。 …みたいな、論文ハイ。 書くのは大変なのに、楽しい。いい言葉が思いつかなくて、愉快になる。自分がバカだと分か…

頭脳と論理

塚本教授との演習は、一対一で三時間かかった。三時間の論文検討である。 これこそ、知の格闘技だ! …途中コーヒーブレイクがあったけど。 ボコボコにやっつけたぞ! …教授が私を、だけど。 こっちだってやり返したぞ! …うそ。 私は今まで、自分を頭のいい…

演習、演習、演習。

修士論文のある程度のメドがついた気がする。原稿はすでに第5稿めで、おまけにバージョン2だ。 今日は、塚本教授の演習。今週は教授と二度以上の演習を予定している。そこに津田教授との演習も入る。結構ハードだ。 何しろ演習をうけたら、すぐにそれを採…

これが「知的生活」?

論文を書いていて、知的体力のなさに打ちひしがれる日々である。 集中力が続かない。3時間打ったら、もう頭が働かない。休みたくなる。で、二時間ごとに休憩を入れることにした。しかも気がつくと、集中したのと同じ時間を休憩している。 つまり2時間打っ…

同じ欠点の指摘なら、同じ長所があるはず

後輩の女性に、私の修士論文を読んでもらった。現時点でいまだ書きかけの論文だが。 以前塚本教授が、「誰かまったく関係のない、予備知識を持たない人に、一度読んでもらいなさい。」と言っていたからだ。 言った本人は覚えているか知らないが、見かけによ…

社会人学生と論文

塚本教授の演習は、知の格闘技になるときがある。私がボコボコにやられる。 昨日は、へろへろになって、フィロニーモスの講義にいった。フィロニーモスは私にとって、癒しの講義だ。 一緒に受けているS子は、私と長い付き合いなので、演習を終えて遅れて教室…

論文を書く学生もいろいろ

昨日は、津田教授の演習。数名の学生と一緒にそれぞれのレポートを討論した。 一緒に受けていて、一緒の9月に修了予定のKは、もう完璧に仕上がっている。彼は推敲も点検も終わっている。90ページ近い力作だ。私とは大違いだ。 津田教授が今回、主査を担当す…

論文の合間にマンガ・コミック

修論を書く間に、コミックを毎日2冊づつ、楽しみに買って読んでいる。 「荒川アンダーザブリッジ」「ヒストリエ」「ばらかもん」「エマ」…。などなど〜。 ネットでアニメを見た出したら、あっという間に時間がなくなるし、集中して論文を打っていいるときに…

いきなり演習

昨日は津田教授の演習があった。一緒に演習を受ける学生は数人。 まだ始まったばかりの人と、もう修士論文を出す人とが一緒だ。締め切りが近い人にとっては効率的でないが、勉強にはなる。 今日は、塚本教授のいきなり演習。 いきなりというのは、私が研究室…

礼儀知らずは私です。(笑)

「みんな挨拶に来ていたよ」と、金曜日に講義があって26号館に一日中いたS子が、教えてくれた。「韓国からの留学生だって、どう言えばいい?と日本人に習って、教授に挨拶しに行ってたよ」と。 今回の修了予定の人で修論の担当教授が決まった学生は、ほぼ…

『逃げて、逃げて、行きつく先は』

「ハリー・ポッターVol.7が英語で読める本」という英語勉強本には、各章にそれぞれ日本語の日サブタイトルがついている。英語の章名の直訳ではなく、その英語本を作った作者のつけたサブタイトルだ。 そのサブタイトルが、意外にも忘れ難いフレーズばかり。…

論文の主査・副査が決まる

修士論文の主査と副査が今日、大学院のホームページで発表された。たったそれだけなのに、もうドキドキである。まるで、入試の合格発表の時と同じカンジの気持ちだ。 主査・副査の発表とは、自分の修士論文を審査してくれ口頭試験もしてくれる教授が、だれに…

伊丹敬之「創造的論文の書き方」を読んだ。もしかして、今まで読んだ論文の書き方の中で、一番分かりやすく、参考になるかもしれない。

とくに今の自分には、ためになる。まるで私の状況を見越したかのような記述だ。 多分、大勢の人の論文を指導したのだろう。論文を書いていて陥りやすい状況を、いくつか書いてあり、どれも「あるある」と感じた。 論文を書く人には、お勧めの本だ。伊丹敬之…

期限のある論文

さて。 いくらなんでも論文に取りかからなければいけない。 あと一か月しかない。 修士論文の締め切りは6月25日前後だが、私は6月11日から10日間余りの旅行に行くので、私の論文締め切りは、実質6月10日だ。そんなときにどうして、旅行に行くのだろう。 で、…