2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

自分との交渉に追い込まれた交渉

昨日の交渉学の二つ目のロールプレイは、本当にためになった。負けた交渉のほうだ。 三者間の交渉だ。一番強いものと、少し劣るが次に強いもの、そして弱小なもの。 まるで、少し前の、自民党と民主党と公明党の三者 みたいな感じだ。 弱小なものが、意外に…

負けた…交渉に

交渉学の夕食時間に、9階のラウンジに上がった。 すると、私が『寡黙な男』と名づけている○○さんがいた。彼は東北のある県庁職員で、その東京事務所にいる人だ。東京事務所で仕事しながら、週に何コマか講義に出席している。 講義のときもいつも静かで、口…

交渉学の2日目だぞ〜  

どうして交渉術でなくて交渉学か。これについても最初に説明があった。 …でも私は忘れた。 とにかく、それぞれのロールプレイでの交渉のやり取りの後、やじゃあり、相手側の事情と情報はどうだったのだ?とどうしても知りたくなる。 それで終了したあとに、…

交渉で解決をめざす

大学院の夏季集中科目、交渉学の講義が始まった。 とても面白い。 奥村哲史教授が、講義とエクササイズを挟みながら進める授業だ。 いわゆるワークショップ形で、ロールプレイがある。 一つ目のケースは、二人一組の交渉。それぞれに渡されるペーパーにその…

隊員との別れ …でもまた会うよ。

きのう総合安全保障セミナーを終えて帰ってきた。 個人パソコンと記憶媒体は、宿舎には持ち込み可だが、セキュリティーの関係のため学校校舎には持ち込めない。 当然の対策だろう。 という訳で、宿舎に戻ったときにパソコンを開き、ブログを更新したり、スカ…

幹部学校の話し

ちなみに、起床ラッパと消灯ラッパは、本物のラッパがなるのではなく、館内放送などで流れる。 自衛隊の幹部学校の話である。 同じ学校の校舎内に、陸上と海上、そして航空自衛隊幹部学校がある。三つ、それぞれがちゃんとあるので、校長もちゃんと三人いる…

幹部学校のセミナーの一日

陸上自衛隊幹部学校がある目黒基地は、平日は朝の6時に起床ラッパがなる。 着いた翌日が土日で、朝7時に起床ラッパで起こされて、「やっぱ自衛隊は早起きだなあ」と思っていた私。 甘ったれていた。無知だった。(笑い) 朝は菓子パンと牛乳が来て、それを指…

戦略会議で目をあけて寝る方法

防衛省の陸上自衛隊幹部学校の『総合安全安全保障セミナー』4日目である。 朝の8時40分から夜11時過ぎまで、一日中討論し、議論し、分析し、戦略を練っている。 民間からの参加者もみんな、タフである。 飲みにいったのは初日だけ。後は時間がない。特にこ…

頭を使うぞ。総合安全保障は。

なかなか頭を使う。頭がいたい。使いすぎてではなく、同時に二重に頭を使って。 総合安全保障セミナーに来ている。陸上自衛隊の幹部学校の中である。 通信機器を使っていい場所は、自分の宿舎で、いま、お昼の休憩で戻っている。 昨日の飲み会では、二次会ま…

たった一行の「国家の目的」に…半日かけたぞ

ただ今、陸上自衛隊の「総合安全保障セミナー」に来ている。思ったより、おもしろい。 女性の参加者は5人だけ。宿泊は4人だが、明日からは3人になる。 今後十年後の日本を見通して、国家の目的と、国家の目標、国家戦略と総合全保障戦略を、5日間で、考…

明日から、サバイバルだぞ! いや違う討論だ。

明日から、陸上自衛隊幹部学校が主催する「安全保障セミナー」がはじまる。4泊5日だ。幹部学校の宿舎内に泊まる。 始めての経験だ。 あ、ちなみに、走ったり登ったり撃ったり転がったりのサバイバル訓練は、ない! 自衛隊のセミナーというと、皆が聞いてくる…

17名の外務大臣

今日も岡田邦彦教授の「世界と公共経営・アメリカ」の講義最終日。先週と今週の二回は、全員が、自分自身が外務大臣と仮定しての、政策発表である。 ファリード・ザカリアの「アメリカ後の世界」を基本テキストとして読み、他にもその時々に様々な資料を読む…

仕切り人と右翼ボーヤ

今日は、岡田邦彦教授「パブリックリーダーシップ」の講義の最終日。今期はパブリックスピーチをしており、今日は私の番だった。 政治家の記者会見を想定したケーススタディーである。ある状況設定のもと、5つ以下に絞って政策を発表しなければいけない。 私…

じじキラー その3

爺キラーの女性が、その実力を発揮している場面に遭遇した、話の続きである。 その女性が、男子二人を懐柔している時にはムカつかないのに、爺を懐柔しているときになぜ私はムカついたか。 志の高さである。 とは夫の弁。 この後は夫の言い分である。 じじい…

じじいキラー道について(笑)

じじいキラーの女性が、爺を弄絡する現場にい合わせ、私がそのとき不快な気持ちになった話の、続きを書く。 さて、私が目撃した彼女。以前にも若い男性ふたりの間に入って、手玉に取っている姿を見たことがある。男子ふたりは、彼女の才能(笑)を見抜けない…

「人ったらし」と「じじいキラー」

「人ったらし」という言葉がある。「女ったらし」に似ていて非なるものである。 女ったらし とは、女が好きで、女に取り込み、女をたらしこむ男のことだ。完全に避難的な言葉だ。 人ったらし とは、人間が好きで、人に取り込み、人をたらしこむ者のことだ。…

レポートの季節がやってきた

今日は土曜日。塚本教授の「政策評価ケーススタディー」の今セメスタの講義最終日だった。 だが、今日から泊まり込みの、別の夏季集中科目の講義が鴨川セミナーハウスで開かれており、それに申請した人とこの講義の受講者は、かなりかぶっている。 初めに教…

セミナー担当者さん、ごめんなさい。

友人が早稲田公共経営経営研究科に合格した。9月からは同じ大学院だ。 この半年、毎週通ってずっとチューターをして合格に備えた友人だ。 昨日から私が落ち着かず、そわそわしていた。午前10時過ぎに、合格の電話。 通学の電車の中で、声をひそめて受け取っ…

大事なことはすべて…

映画ハリーポッターと謎のプリンスを見た。 私はちょっと前から映画を見るときは、批判的に見るとか批評しようとかの気持は忘れることに決めた。もう、ただひたすら楽しもうと決めたのである。 そしたら、映画がとても面白くなることに気がついた。 最近、一…

国会議員の動画の撮影

今日は、盟友の古屋範子さんのスタッフをしにいった。公明党の衆議院議員だ。 彼女が数年前、南関東から立候補する時に、知人に頼まれて、スタッフとして手伝った。その時からの付き合いだ。 彼女は早稲田大学出身で、私ともう一人一緒に手伝った先輩は慶應…

坪内逍遥とそのひ孫

今日は、驚きがあった。 きょう夜、「外交安全保障論」の飲み会があった。坪内淳教授とともに、早稲田26号館のすぐそばの、ハワイアンな店に行った。 飲み会は盛り上がり、2時間の予定が4時間近くになった。終り頃になって、なにげに坪内淳教授の話になった…

ふらふらの頭と体で…。

書いたぞ。 総合安全保障セミナーの事前課題論文。約4300字のレポートに仕上がった。要求通りの分量だ。たぶん。 書きあげた後、これ以上手元に置いていても手直ししたくなることが多くなるので、さっさと送信してしまった。 その代り、今、頭と体はふらふら…

暑い、 厚い、 熱い。

今日はチューターをした友人の面接試験の日だった。午後3時から5時までの間に行われる。 この暑い日に。 私は2限目が終了した後も、昼食を取った後にパソコンルームにこもって、レポートを作成しながら、友人の面接の終了を待っていた。 面接の前に会ったと…

選挙速報と台風情報

ワインを飲みながら、夫と、東京都議選の選挙速報をテレビで見ている。NHKと東京MXの両方をザッピングしながら。 私も夫も、選挙速報と台風情報になると、テレビの前にビールやワインとつまみを置き、次々映る情報を、寝ころびながら見る。この趣味は同…

ガルトゥング博士の平和学

数年前、平和学のガルトゥング博士の集中セミナーに参加した。横浜の大桟橋ホールで、2日間のワークショップだった。 そのワークショップのときに、「あ、大学院に行こう」と思ったのだ。 人生を変えたセミナー、だと思う。 いろいろ調べて、大学院は東大の…

チーム・サイトウ

土曜日なのに授業を取っている。今日の講義は塚本教授だ。私の一番好きな教授だ。 政策評価ケーススタディーという科目で、先週くらいからチームに分かれてワークショップをしている。 その先週、なにを間違ったか、塚本教授が私のことを「サイトウさん」と…

息子と母親

カリフォルニアの息子と、45分もスカイプをした。 「チーコ、国連大学、申し込んだ?」 「いやあ、締め切りに間に合わなかった。エッセイを書く時間がさ、一日しかなくって。申し込みの日までに、書けなくて。…」 「は、は、は! チーコらしい。 で、大学…

ランチでの話

大学院でのランチを、3人の韓国からの留学生男性ととった。 前期はチャンスがあって、毎週月曜日は韓国留学生男女三人とランチをしていた。今セメスタは、久ぶりである。 今日のランチ、一人は去年私と同じ時期にチョンナン南道の役所から派遣された、1年コ…

早稲田公共経営の受験・面接シーズンがやってきた

今日から、早稲田大学大隈記念大学院公共経営研究科は、二次試験の面接が始まる。 この大学院の試験のチャンスは、一年に3回もある。毎回の試験は、一次試験が書類で二次が口述試験、つまり面接である。 一次の書類審査は、一年コースも2年コースも、まずは8…

ほめて、褒めて、誉めて。

本日の岡田邦彦教授「世界と公共経営A(アメリカと公共経営)」は、英語の資料を渡されて、読めと言われた。 岡田教授が読めというのは、朗読するということだ。 日本語の本や資料の時も、教授はあえて声に出して朗読、ということをさせる。順番に読む番が…