『立命館アジア太平洋大学誕生物語』

立命館アジア太平洋大学誕生物語』を読んだ。
こちらの大学は、大分県別府市に置かれた国際大学。開学10年を期してまとめられた取材による本だ。
読んでいると北京の留学時代を思い出された。多様性、アジアやアフリカからの留学生による異文化コミュニケーション、大学の所在本国(ここでは日本、私の場合は中国)と他国学生の習慣とビジネス文化、アカデミック文化の違い等々。そういうことを考えさせられたという意味だ。
また大学を新しく作るというのは、考えれみれば『教育産業』の『起業』に違いない。大変な努力と試行錯誤が必要だし、普通の企業よりもさらに資金やその他の面で、他人や他団体や地域の協力が必要となる。
ここでは大分県別府市、つまり所在地域と、産業界と、教育界、アカデミック界の知力と資力と労力と必要とする。そして強く高い志が。