あなたは、どのタイプ?

私見だが。
何か物事を突破しようとするとき(game,strategy)に、そのやり方は大きく分けて三つある。
名付けて、正面突破型、調整型、CIA型(笑い)である。
その間には、微妙な違いなる型が存在する。もちろん、人によってタイプが異なるし、同じ人間でも何を相手にするかによってタイプが移動することもある。
これは、個人でも集団でも、国でも同じだと考えてほしい。
以下の型のなかで、それぞれの三つの型の間にあるのは、グラデーションになっている、と考えてほしい。また、誰でもそれらの方を移動できるし、移動している。
また、たとえば、正面突破型のタイプでも相談型まで守備範囲の広い場合もある。たとえばまた、調整型の人は、約束型・相談型から、駆引きまでの広い範囲のタイプの型の人と、もう少しタイトな型の人もいる。


(game,strategy)
突破のしかた   
     1.正面突破型 
              ○突破先との調整なし。○正式の場でやる。
              ○正式に公開・オープンになっているものだけに従う。   
                     たとえば、一般的な大学入試など
             ⇔契約型  
             ⇔約束型  
             ⇔相談型  
     2.調整型   
              ○必要なツールは使う。○見えない文脈をきちんと読む。 
              ○一般的な日本的文化で当然とされているものは、使う。
                     たとえば、就職、何かの面接 
             ⇔交渉型
             ⇔取引型
             ⇔駆け引き型
     3.CIA型    
              ○あるモノ・手段はすべて使う。出し抜きも楽しい。
              ○特別なルート・方法・手段もすべて探すし考慮する。それが好き。
              ○時には、卑怯と言われていることや手段も辞さない。
                     たとえば、どうしても目的を達成したい場合 
   

どれが良いとか悪いとか、どっちが正しいかどうか、ではない。自分はよりどっちのタイプか、どれが最も自分の力がでるか、自分の強みか、である。
また、場合によって、状況によって、採択する型のストラテジーは違って当然だ。
それに、たとえば極論すれば、一つの国が国家を運営するのに、外国との関係やその他ので、正面突破しかないとすれば、国民を守れないし、ずいぶん窮屈な国内になるだろう。
またたとえば、ある集団のトップが、たった一つの型しかできないとすれば、その集団を守す手段が限られるし、集団の一因は情けなくなるし、困ってしまう。
「船頭つたなければ、従うもの甲斐なし」と言うではないか。
イヤ待てよ。「先導拙ければ、従うもの甲斐なし」だったかな?