サッカー選手は本も上手に。『準備する力』川島永嗣

遅ればせながらサッカー選手・川島永嗣の『準備する力』(角川書店)を読んだ。
一年ほど前、友人と話題になった。「やっぱサッカー選手はプロ野球選手と違うよね」「アスリートとスポーツ選手の違い」「洋服のセンスが若者とおじさんの違いがある(笑)」「社会的活動、つまり社会貢献なんかの行動が違う」そして「知的雰囲気が」。
「だって著名なサッカー選手は、若くてもみんな、本を書いているんだよ」「しかも、結構いい内容だよ」「野球選手なんて、選手の時に本を出す人っていないよね」なんて話していた。(笑)サッカー選手はアスリートだが、本を書くのも上手というわけだ。
で、『準備する力』。
ほんと、びっくりするくらい、まるで自己啓発本だ。何しろ副題が「夢を実現する逆算のマネジメント」。
「勝利からの逆算」は私の目標達成のモットーだから、この副題は結構好きだ。実際、彼の書いていることはいちいち納得できた。
それにしてもどんな啓発本よりも説得力がある。だって、選手として活躍し、海外に行き、ワールドカップで実力を発揮し等々、実際に夢を実現している段階なのだから。
気になっている方には、一読をお勧めする。