『人生で本当に大切なこと』王・岡田対談

野球の王貞治氏とサッカーの岡田武史の対談『人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ』を読んだ。少年世代向けの対談・。
私は本を読むと、その著者の本かその分野の本を、をしばらく次つぎと読む癖がある。興味が続く限り、捜して読む。
で、岡田さんの本を読んで以来、サッカー分野ではなく岡田さん繋がりで、読み続けている。ちょうど羽生さんの本を読み始めたら、全て読み納めているようなものだ。そこから読書サーフィンするかは、興味の移行次第だ。
で。
同じ著書の本、特に対談集なんかだと、同じ内容に出くわすことがある。主張屋その人がいいたい教訓なら、同じことを何度でも読むのは当然だ。だが、エピソードだと読んでおもしろいのは二度くらいまでだ。
そうなると、その人の変化や決断に大きな影響を与えた大事なエピソードは、何度も繰り返さざるをえない筆者は、リピート読者のためにどうしたらいいのだろう。
方法としては、多分。
同じエピソードでも、定型を作らず、違う表現と違う形容、違うセリフで、語る。そうすれば、同じエピソードでも、何度でも新鮮に読める。……と思う。
ま、こんなこと私が考えて、何になるんだか。(笑)
ところで。
王さんも、岡田さんも、心のきれいな人だ。そう思った。これはホント。皮肉じゃない。