舞台鑑賞

琉球芸能『江戸のぼり』ドキュメンタリー映画

三越劇場に、一日限り上映の映画を見に行った。 ドキュメンタリー映画『よみがえる琉球芸能・江戸のぼり』。 沖縄は琉球王国だったが、1609年の薩摩藩の侵攻によりその支配下に置かれた。沖縄は「唐の世(=支配)から大和の世(に移り)、大和の世からアメ…

ジャン・バルジャンとジャベールは同じ人間の違う可能性を表現している

舞台ミュージカルのレ・ミゼラブルが、新しい演出で始めるという。ジャン・バルジャンとジャベールを2人の役者が一人二役でやるというのだ。 映画とは違うので、一人二役というのは多分、ある役者が今日はジャン・バルジャンをやり翌日はジャベールを演じる…

指揮者サイモン・ラトルとジブリ音楽

サイモン・ラトルって、やっぱり今の指揮者の中で最高なのだろうか。 ベルリンフィルの指揮者だし、やっぱそういうことになるのだろうなあ。指揮している姿もなんか、かっこいいし。 サイモン・ラトルの本を久しぶりにめくった。彼の音楽人生やその他が描か…

サントリーホールのバックステージツアー

以前から見たかったサントリーホールのバックステージツアーにやっと参加できた。 普段は入れないバックステージを見学できて、とても幸福だ。 『マエストロ、時間です』宮崎隆男著を読んで以来、ずっとバックステージ、特に指揮者の控室を見たかった。 実際…

エル・フラメンコで楽しむ

新宿伊勢丹会館のエル・フラメンコに女性4人で行った。 いわゆるタベルナで、スペイン風の料理とフラメンコの歌と踊りのショーがある。久しぶりだ。 数か月でのショーに出演するダンサーや歌手の団が替わる。だから、前回行ったときとは舞踊団とショーの内容…

演劇「おやすみ、かあさん」の現代性

昨日、豊島区のあうるすぽっとで見た「おやすみ、かあさん」は考えさせられる演劇だった。 舞台というのは、楽しませる舞台、夢を見させる舞台、感動させる舞台、と色々あるだろうが、考えさせる舞台や問題提起をするための舞台というのもあるだろう。 「さ…

劇場・ホールについて考えた

昨日、今日と、ふたつの東京の区のホールに行って、劇場・ホールについて考えた。 昨日は『杉並公会堂」、今日は豊島区のホール『あうるすぽっと』だ。どちらも客席数はそう多くない。 杉並公会堂は会議室やその他の区民サービス用の様々な施設が一緒になっ…

バロックな午後。睡魔な午後。

神奈川県民ホール、小ホールでの「『バロックな午後』高田泰治×チェンバロ=J.S.バッハ」を聞きにいった。 チェンバロ。 美しすぎて、やわらかな音すぎて、お昼にワインを二杯飲んだ私は眠たくなった。 決して音楽がダメだったのではない。良すぎて、眠く…

劇団ひまわり『コルチャック先生と子どもたち』

渋谷大和田伝承ホールで、夫と、劇団ひまわりの『コルチャック先生と子どもたち』を見た。 涙もろい私は、もう泣きっぱなしだった。 いい仕事しているね、砂岡さん(総合プロデューサー)。 これは、ストレートプレイなのか、ミュージカルか、分からない。 …

池上英樹ドラマチック・マリンバ演奏会

川崎市のエポック中原で開かれた「池上英樹ドラマチック・マリンバ」の演奏を聞きに行った。 マリンバは打楽器だったというのが、驚きの発見だ。 鍵盤楽器? 木琴みたいだから……木琴楽器?(そんなのあるかなあ……、ないよ)または……。な〜んて思っていたけど…

お能を初観賞

銕仙会能学研修所の青山能を見に行った。銕仙会は能狂言の会であり、別にやくざの会ではない(笑)。 番組は、狂言が『二人大名』、能が『鵺(ぬえ)』である。 二人大名を笑いながら見ていたら、しずしずと入ってきた後見が野村万斎だ。確かに。後見役を野…

『贋作、宮本武蔵』アクサル公演

よかったよ〜。劇団アクサルの『贋作、宮本武蔵』! 私の好みです。(笑) 劇場の受付で、プロデューサーの砂岡さんに会った時に「イケメン版宝塚?」と聞いたら、「そうだね。イケメンじゃないのもいるけど」と笑いをとっていた。 たぶんそうなんだろう。そ…

劇団アクサルは宝塚の男子・男性版です、かな?

今日はこれから、劇団アクサルの『贋作、宮本武蔵』を見に行く。 劇団ひまわりの砂岡氏が主宰するブルーシャトルがプロディースする公演だ。砂岡氏は、早稲田大学公共経営研究科の同期生。誠実で謙虚で、立派な人だ。 私の知っているプロディーサーって、ほ…

『題名のない音楽会』とゲーム音楽とバレエ

今日の『題名のない音楽会』はゲーム音楽の特集だった。 よかった。音楽がよかった。私はゲームはしないが、日本のゲーム音楽の素晴らしさは分かる。 後半の三曲はドラゴンクエストだった。 8年ほど前、スターダンサーズ・バレエ団がドラゴンクエストを見事…

ビリー・エリオット、リトルダンサー

ミュージカルのビリー・エリオット。よかったよー。 現在、4人の子役がビリーの役を、順繰りに演じているらしい。トニー賞をとったときは、当時演じていた三人で同時に受賞したとのこと。 昨日は、賞を獲ったそのうちの一人が、ビリーを演じていた。 始まっ…

ニューヨークはいい街

今日は国連本部の見学。テレビによく出てくる、あのビルだ。 イーストリバーのすぐそばに、たくさんの国旗をなびかせて立っている。 先にビルに入ってランチをし、本やグッズの買い物をして、午後からの日本語ツアーに参加した。 ビルに入って、とわざわざ言…

野村万斎へ「新しいことに耐えうる精神を」父・万作の言葉

NHKで狂言の野村万斎を扱う番組を見た。「ザ・スター」という番組。タイトルはいまいちなのに、思いもよらず、素晴らしかった。出演した野村万斎がいいのだ。司会をした女優・真矢みきも、万斎を受けるには、これくらいの人でないとつとまらない。 万斎。 野…

骨髄バンクドナー提供推進の公演 「友情」

銀座の博品館劇場で「友情 秋桜のバラード」を見た。今日が千秋楽。 「日本骨髄バンクドナー登録推進キャンペーン」の演劇だ。 参議院議員の松あきら氏や、元総理の森喜郎を始めとして、何名もの有名人が、協賛して、実際に日替わりで、公演の最後の部分に、…

ジョン・ノイマイヤーの「椿姫」鑑賞

昨日は午後2時から、神奈川県民ホールでのバレエを鑑賞した。ジョン・ノイマイヤー振付の椿姫だ。ハンブルクバレエ団。 よかったよ〜。 最初、音楽が生演奏ではなく録音だったので、あ〜あと思ったが、バレエの素晴らしさにすぐに全く関係なくなった。 バレ…