武田修三郎 『崩壊するエネルギー文明 』の予言

武田修三郎教授が、36年前に執筆し、今回再出版した書籍『崩壊するエネルギー文明 再点検』宣伝会議が手元に来た。
フクシマ原発事故が起きた後、教授が36年前に出版した本のコピーを勉強会で資料として頂いていた。
その本の、今も色あせない、それどころか、もしかして36年前に予言していた? とまで思わせる内容に、感嘆したものだ。
同じように思う人が多いのか、やはり多くの要望があったのか、宣伝会議から新しく出版されることになったのだ。
新しい本は、以前の内容の間にいくつかの新しく追加した章と部分がある。
出版の経緯をつづった第0章を読んで、背筋がぞくっとした。
以前から、武田修三郎先生については、「天才だな」「天才は理解されにくいだろう」などと思っていた。
読み始めて、やはり「先走る才能は理解されるのに時間がかかるもの」なのだと考えた。
いま、時代が天才に追いついてきたのだ。
36年前に、現代を予言していたのだ。
天才は、言うべき事をすでに言っていたのだ。