『紙一重が人生の勝敗を分ける』

紙一重が人生の勝敗を分ける』(柘植久慶東京堂出版)を読んだ。
題名がいい。というわけで読んだが、内容もいい。
しかし「人生」というのは、少し当たらない。本当は『紙一重が戦争の勝敗を分ける』が、的確な題名だろうなあ。
軍事や戦略に関する本だ。もちろん、合間にいわゆる「人生」におけるエピソードもあるが、あくまで視点は「軍事」「戦争」「戦略」の勝敗をわける紙一重だ。
それを指摘したうえで。
おもしろい。一気に読める。
興味深くて、東京駅に向かう電車の中で、一緒に乗った友人とおしゃべりもせず、読みすすめた。
あるよね。続きが読みたくて、寝る間も惜しい、または食事もしながら読み続けたい、あるいは電車で友人を無視しても読みたい。(笑)