ワインと言語と。

金曜日には、一週間の終わりということでスパークリングワインを飲んだ。チリ産。
土曜日は、土曜日ということで赤ワインを飲んだ。フランス、コート・ド・ローヌ。
今日は、日曜日なのに明日が休みということで、白ワイン。またまたチリワイン。
曜日と色は関係ない。飲んだということだけが関係ある。飲みすぎかあ?(笑)
テレビを見ながら飲んで、夫が眠った後には、台湾のドラマを流しながら、これを打っている。
中国語って、ほんとに綺麗だなあ〜、いい音だなあ〜、と飲んだりすると特に感じる。多分それは中国語が好きなんだろう。
眠い時に意識の遠で聞く時とか、ぼうっとしている時にその音だけを聞くとか、こうしてほろ酔い加減のときに中国語を聞くと、特に音楽的に感じたり、美しい言語だと感じたりする。
そう言えば反対に、某国に旅行した時に、どうしても好きになれない音の言語があったことを、思い出した。
どんな時でも(起きている時も、元気な時も、そうでない時も)その言語の音は覚えきれないし、再現できない。いい音だとも、思えない。
大抵の言語は、意味が分からなくてもいま聞いた音を自分の口で再現するくらいはできる。だが、その国の言葉は、いま聞いたばかりでも再現できない。私にとってはそんな言語だ。
不思議なことがあるものだ。 ワインに気持ち良くなりながら、そんなことを思った。
あ、でも。その国の料理と景色と人は、とても好きだった。……不思議。