浅田真央を愛する理由

浅田真央が好きだから、これから2〜3日は心落ち着かない日々になる。
ユチューブで何度見ても、浅田真央バンクーバーオリンピック・シーズンの作品「鐘」は素晴らしい。
特に、フランス?だったか? であった大会は凄かった。渾身の演技である。まさに「作品」である。
それなのに、銀メダルだとは…。思い出しても哀しい。
たとえば、二つの選択がある。
魂は感じられなくとも、完璧で美しい演技と、予想通りの滑らかなスケーティング。失敗の恐れあるが、何かに挑んで人の魂を揺さぶる表現と、技術に挑戦したスケーティング。
真央は、オリンピックシーズンでさえ、危険を冒して挑戦した。それが見る人の心に残る。
今季も、逃げずに挑戦をしているのだろう。自分の内面への挑戦を。
だから、これまで散々だった結果でも、許せる。愛せる。どんなに痛々しくとも、息をつめてみる。
何かに挑戦せずに成功する浅田真央より、失敗や恥を恐れず挑戦し続ける浅田真央の方を、スケートの神様だって愛するはずだ。