ユンディー・リーとレディー・ガガ

ユンディー・リーの美しいピアノで、日曜の朝が始まった。
題名のない音楽会」に中国出身の天才ピアニスト、ユンディー・リーがでていた。いいなあ。音楽って。
クラシックって、ほんとはすごくいい。もしも学校の音楽教育で、権威として、押しつけがましくなく、硬苦しく入らなければ、私はもっと早くからクラシックが好きになっていただろう。
今では好きだけど、もっとも感受性の豊かなころに、素直に入っていたら、もっとよかっただろう。
中学3年の時に、高校受験の勉強の合間に聞いたバイオリン音楽が、クラシックへの無意識の偏見を捨てさせた。
入った高校には、弦楽クラブというものが存在し、そこで初めてバイオリンを弾いた。弾いて初めて、クラシック音楽のよさを分かった。
クラシック音楽って、人間の、人生の、喜怒哀楽に寄り添っている! と悟った。(笑)……若い時なんだから、そんな酔ったような大仰な悟りも(笑)、OKでしょ。ゆるしてくれよ。
で、今では、時たま聞くだけになってしまったけど。すきだ。音楽はほんとにいい。
ユンディー・リーが、「レディー・ガガが好き」というのも、好きだ。
レディー・ガガは、いいよね。私はそれを聞いて、ユンディー・リーをもっと好きになった。