ニューヨークの治安

ただいまJFケネディ空港のラウンジにいる。
ニューヨークともさようなら。
私が、息子の世代だったころ、ニューヨークは治安の悪い、危ない街の代名詞だった。だが今は違う。
私は、この8日間、安心して街を歩いた。安心して地下鉄に乗った。夜、歩いて帰ってきた。
昨日の、ワシントン観光の折にもガイドが、ワーストスリーをあげたとき、「ニューヨークは最近、治安がいいんですよ。これが」と行っていた。ワシントンはワースト2らしい。
ニューヨークは、前市長のジュリアーニがマフィア一掃や治安維持向上に、必死に取り組んだ成果が出て、今や治安のよい街だ。。
「割れガラス窓理論」というのを勉強したなあ。
殺人や、大き凶悪犯罪を防ぐのに、まず、小さな事件や事案から解決するというやつだ。
割れた窓ガラスを徹底的になおす。落書きを消す。スリやちょっとしたカツ上げ事案を徹底的に取り締まる。そうすると、凶悪事件も減るってくるというのだ。
割れた窓ガラスをそのままにすると、人間は別のガラスも割っていいと思うらしい。ごみを放置していると、ごみを捨ててもよいと思う。スリを許すと、それ以上の大がかりの犯罪もOKだと思ってしまう。だから、小さいことから許さないのだ。
つまり、これは一種の「アフォーダンス理論」ですね。