「恩返し」に目覚めた私

人間の気持ちとか心境というのは不思議だ。
正確には、自分の気持ちとか心境というのは、不思議だ。
私のように、自分勝手(とされている)で、我がまま(と言う人がいる)で、自分中心(人間は全部そうだけど)の人間でも、ふとしたことで考え方が変わることがある。
具体的には最近、女性の先輩と話しをした時に「Aさんに恩返しをしたい」という言葉を聞いた。その言葉を聞いて、目からうろこがおち、体から付きものが落ちた。…大げさか。
そして一週間。私の心境が大きく変わった。
今日、急に分かったのだ。
そうか、いまの私があるのはこの先輩が引き立ててくれたおかげだ。私が幸福なのは、夫の存在があるおかげだ。○○さんは私を信頼してくれている、これは本当にありがたいことだ。私の○○における成功は△△さんが助けてくれたからだ。●○さんのあの言葉は私を気にかけてくれているから発したものだ。▽のメンバーは私の話を聞いて信用してくれる、なかなかないことで、どうやったらそれに答えられるだろう。
そうやって今日「恩返ししたい人」を書きだした。
あっと言う間に30近くのリストになった。驚きだ。実はまだ足りないがくらいだが、精神の集中力が切れしまい、今日はそれくらいにした。
なにしろ書いているうちに、心の底から本当に「有難い」と湧きでてくるから、相当に疲労困憊する(笑い)。
おまけに自分がこれまで、その恩や有難さに気付いていなかったことが、否応なく思い知らされて、恥ずかしくなって、またまた精神疲労する。(笑い)
というわけで、今日は神妙な私だ。