ガラスの森美術館と箱根湿性花園

箱根二日目は、箱根ガラスの森美術館に行った。
前回と特別展が違っているので、もう一度いっても大丈夫だ、ということで決めた。前回はレースとレースガラス展だったか? 今回はヴェネチアガラスの特別展だ。
それに一緒に行った夫が、あの早川の渓流に面した『アジサイ滝』の歩道とテラスに座って森林浴と水流オゾン欲をしようよ、とうるさい。
実際、私もあそこはとてもよかった印象だし、一番思い出す景色だった。で、行ったのだが、とてもよかった。近くにたばこを吸う人が来るまでは。
なぜ、屋外の、川に面した森林浴ができる素敵な場所に、煙草を吸ってもいいように灰皿を置くのだろう? 灰皿があるので、次から次へと、誰かが煙草を吸う。
煙草を吸う人は分からないかもしれにが、煙は消えて目に見えなくても、実は5メートル以上離れていても、やって来るのだ。
残念。森林浴も景色も、森の水の好い空気も、台無しだ。
美術館の展示事態はよかったので、気を取り直して、かの有名なカンツォーネの生歌があるレストランに入った。ワインと美味しい料理と、態度の良いレストランの店員さんのおかげで、渡井sの起源はすぐに直った。
それから昼ワインを消化しようというわけで、歩いて箱根湿性花園へ。
箱根湿性花園は相当、よかった。 遅い時間だったので、人も少なくなり、ゆっくりと花を見て回れた。中では野の草花をスケッチする人が結構いた。
私たちは、ゆっくり歩いて、ベンチに座って、見てもその常識を持ち合わせていない(笑)カラ名も知らない山野草を見て、案内で名前を知っては感心したり、笑ったり、静かに眺めたりしていた。
ベンチに座って眺めたハスの葉が、その時の話題とともに、思い出になった。