嘘で真実を表現する

新しい番組を期待して、見てしまった。
ちょっとがっかり。アメリカのTVドラマのパクリだ。
元ネタのドラマは面白かったが、パクリ方が下手で、あまり考えられてないから、面白くない。腹が立つほどだ。リアリティが感じられないから、話に入り込めない。
リアリティとは、嘘でないということではない。こんなことあるかもしれない、こんな人いるかもしれないと思わせることだ。
ドラマや小説は、どんなにウソでも、描き方がうまかったらリアリティを感じる。
ドラマや小説は、ウソで事実を表現するものだ。虚構で、真実を表現するものだ。作りもので現実を救うものだ。
今回のドラマで、よかったのは、犯人役のDAIGOの演技だけ。