講義で座る席は一番前に

今日もフィロニーモスの講義のために、午後からいった。
メタ認知、そしてメタ知性(BY武田修三郎教授)、イノベーションと進化等々、おもしろい。
だが今日は受講生は二人だけ。韓国留学生と私だ。一緒に受けている若い日本人学生K太はインドに行っている。
本当のところ、私はこの講義の受講生が少なくて、良かったと思っている。大学院の授業は、受講生の人数が少なければ少ないほど、不思議と頭によく入るし、よく考える。
授業の人数と、自分自身がえるものは、ちょうど反比例する気がする。
一対一だと、教授の知性や発した情熱がそのまますべて自分で独り占めできる。
一対数人だと、受け取る量が、なぜだか人数でわった分だけになる。
一対大勢だと、一番前に座らない限り、教授の知性と情熱を受け取る量が、ぐっと減る。…気がする。
入学以来私は、大勢の教室だとかならず一番前に座るようにしている。一度だけ後ろに座って、これではだめだと悟り、その後はまた、前に座るようになった。
ま、人それぞれであるが。