組織の終焉

読売新聞政治部の「自民崩壊の300日」を読んだ。
毎回、読売新聞政治部は、新聞で連載した記事をもとに、読み物風のドキュメントを出す。
で、毎回私は、読んでいる気がする。読みやすいから、一日で読めるし。
だけど何だか、「戦略なき…」とか今までのその他の本に比べて、読みすすめていて、虚しい。
何かが崩壊するとか、瓦解する物語は、悲しいものである。
ローマ帝国その他の文明や、江戸幕府なんかの終焉は、歴史になったから、それなりに劇的に表現し、文明論的脚色をすれば、面白く読める。
だけど、一つの組織の終わりだよ。一つの政党の崩壊だよ。むなしいよ。
ただ一つ、何か得るものがあったしたら、「確かに組織の寿命は50年〜60年なんだな」と確認できたことだ。
夜、テレビのハイスクールサムライを見た。三浦春馬がかっこいいだもん。土曜日を待ってた。お口直しみたいなもんだ。