すべての基本は…

3時限目、北川正恭教授の「自治行政研究B」に出た。元三重県知事の教授は、自身が三重県でやってきた改革について、詳しく話してくれる。今期は、三重県の職員が書いた総括書をもとに、話す。
相変わらず、おもしろい。三重県は関西なのか? 感覚的には関西人の話しを聞いている感じだ。講義といえども笑いのない話しはしない。 
4時限と5時限は演習をとった。第一クールだけ。つまり約一ヶ月は、4,5時限がある事になる。全くタイプ異なる教授の、それぞれの演習である。
一方は、最も「きつい」と言われる教授、もう一方は「私の演習が最もユルイ」と自負する(笑)教授だ。二人の個性の異なる教授の間を、これから一か月、私は上手に泳がなければいけないのだ。
6時限目になって、くじけた。著名な榊原教授を前にして、聴講をとりやめた。頭と体の疲れがピークに達し、講義を受けても眠ってしまいそうだったからだ。腰も痛い。
夜、渋谷で夫と待ち合わせて、夕食をとった。帰りの電車では爆睡だ。駅についても、しばらくぼーっとして、フラフラで歩いていた。
すべての基本は体力というけれど、ほんとにそうだ。体力がなければ知力も支えられない。物事もなせない。成功の手前でついえてしまうことだってある。