『現実を視よ』柳井正

ユニクロ柳井正氏の『現実を視よ』を読了。
痛感させられることばかりだった。
東南アジアに行くと、以前と違って、日本の家電は影もない。サムソンやLGばかりだ。ケータイやスマホは、ほぼサムソンとノキアで占められる。
今回、フリッピン・セブの大規模ショッピングモールの中で由一ソニーの店舗を見つけた時には、「おお、懐かしい!」と思ったものだ。
車については、実際に走っている車や店舗は、まだ日本車が多い。
というわけで、柳井さんが口酸っぱくいっている「ジャパン・ナッシング」を肌身で感じた。
街を歩いていても和食よりも韓食や中華が圧倒的だ。それを使う人が多くなれば(つまり現地にいる韓国人や日本人)がその店の需要が多くなり店舗が成り立つの亜h等z念dあ。
私は以前はヨーロッパやアジアなどの外国に行ったときに「日本人か?」とよく聞かれたか、いつのころからかまずは最初に「チャイナ?」「韓国?」と聞かれるようになった。
それくらい、韓国や中国からの観光客やビジネスマンが日本人よりもずっと多いということだ。
さて。
成功体験を捨てきれずに、変化に対応できなくなっているのは日本だけか。日本の企業だけか。他の日本人だけか。
自分はどうだ? そう、自分に問うている。
本を読んだら必ずその中の一行は実行してみるといういつもの私のモットー。今回はタイトルの「現実を視よ」を実行してみている。