天気の話

山の気象学の座学を受けるために、土曜日の午後、新宿に行った。
山岳大全シリーズ2「山岳気象大全」猪熊孝之著を持っての受講だ。他にも登山技術全書の「山岳気象入門」も読み初めてたが、今日は重くてもこの本を持つ。
だって、今日の講師が、著者の猪熊氏なのだ。
ついでに出発前に、録画した放送大学の「身近な気象学⑪」も見ての事前勉強。
実はこの本を読み始めて、こんなに天気の事が分かりやすいなんて驚きだた。この人はホントに山と天気が好きなのだなあと感心していた。
そして放送大学の気象学系のテレビ科目を見てさらに分かった、と思った。ああ、天気予報に関わる人は、みんな天気のことが好きなんだ、と。だって講師や予報士や気象庁に勤めている人、出演者が全員、楽しそうに天気や気象や予報の話をする。
その分野が本当に好きな人間がその分野の説明をしてくれると、見ている聞いている読んでいる方も、なんか嬉しい。
さて、猪熊氏の講義はまるで大学の講師のよう。慣れている。もしかしてどこかで講義をしているのかも知れない。雲が起きること知る簡単な実験もした。
それに。本の裏表紙にある写真より、実物の方がずっと精悍だったぞ。