知らない道を、歩く理由

3日連続で、長いウォーキングをしている。
土曜日は箱根の。芦ノ湖湖尻から、箱根湿性花園までの約6キロの自然研究路。箱根キャンプ場のバンガローを横目に見ながら、湖尻水門をこえて歩いた。
日曜日は、大涌谷から自然探勝路を下る。登りだったら、ちょっときついだろうな思っていたが、実際には下りの方が難しい。ヘタなおり方だと、膝がやられそうだ。
そして月曜日は、川崎の二ヶ領用水を登戸駅から溝口駅まで。たぶん6キロくらい。前回嵐にあって、カバンの仲間でびしょぬれになって、断念したルートだ。
ちなみに、その時に水でカバン二入れていたスマホを壊してしまい(充電の接続部分が水でやられたらしい)、今回、機種はそのままで新しく替えた、その原因になったいわくつきのルートだ。
途中、円筒分水を見た。400年前にこんなものが作られたなんて、凄いなあ。
円筒分水では、私と同じように、だけど反対側から歩いてきた人と出会った。少し、シンパシーを感じたよ。(笑)
一人で歩いていると、ずっと考えごとができるからいい。考え事に集中して、誰か知人にあったのに気付かず後で「無視した」と言われないのもいい。「なに怖い顔をしているの」と後から言われないのもいい。
知らない道を歩くので、知っている人に会わないのだ。
ずっと、ずっと考えて、ふと別のことを想像して、時たまスマホの地図とGPSの位置を見て。またまた別のことを考えて……。なんと楽しいのだろう。