家計簿記帳が5か月続いた。自分史上最大事件。

昨年末あたりから私は、自分史上でいえば大変化を遂げている。はずだ。
なんと、家計簿をつけている。
小学校で家庭科の時間にお小遣い帳を宿題に出されて以来、金銭出納帳、家計簿と、おそらく100回以上は挑戦しただろう。どれも毎回、三日坊主だった。
それでも結婚以来、毎回恒例のように新年になると家計簿が付録の婦人雑誌や、マネー雑誌が発行した家計簿を、真剣に今年こそやるぞと購入し挑戦してきた。簡単家計簿、レシート張るだけ、パソコン家計簿、……、あらゆるタイプに挑戦し、そして挫折。
一年に三回、挑戦のチャンスはある。新年、4月の新年度、7月のボーナス時期を含めた巻き返しの時期。だが、長くて一週間も続かない。そのたびに反省し、次は出来るような気がし、いつかは出来る自分を妄想する(笑い)を繰り返した毎回だった。
だが、どうしたことか。
去年の11月半ば、新しく出た家計簿を記録し始めた。そして一か月続いた。一か月続くと私としては大事件なので、親しい友人たちに『拍手をください』と記帳が一か月続いたことをメールでアピールしたくらいだ。
そしていま、続いている。 5か月! 私にしては事件だ。大変な出来事だ。何が変わって家計簿基調が出来る人間になったのか、分からない。分からないが、それはすごいことだと分かる。自分にとって。