タモリと嵐・二宮の力で神楽坂の街は……。

恐るべし、テレビの力。
昨日「神楽坂ぶら散歩』なる者にツーリズムに参加した。旅行者が企画し、案内者は神楽坂の住人でボランティア、街案内のNPOのメンバーだ。
で。
神楽坂は楽しかったが、それよりもテレビの力を再発見した。
「ここはNHKのぶらタモリで紹介された。放送後は私たちも必ず聞かれたり要望されるので、案内している」とか。
「ぶらタモリはビデオにとって見逃さない。他の案内人仲間から『あれ聞かれるから確認し方がいいよ』と言われる」とか。
そういって紹介された場所も多い。そして参加者も「これがそうか、あれがそうか」とよく知っていて確認している様子。
また「嵐の二宮さん主演の番組でロケにつかわれたのはここです」「ニノがこの坂でリンゴを……」などともいう。若い人がよく写真を取っているという。また尋ねられるという。だから、ちゃんと説明するという。
はあ〜。 すごいね。
テレビによって、現実が違った者に見えてくる。ただの坂が由緒ある坂になる(もともと由緒ある坂だが、さらに)。ただの風景が素敵な風景になる(もともと素敵な街並みだが、さらに)。
ついには「モンマルトルの丘」なる新名所も誕生している。
畏るべし、テレビの力。