作家見習いの座右の銘

眠い。ねむい。
研究計画書と申請書類のエクセルの打ちこみにくさに、毎日あくせんくと―している。
申し込める博士課程は全部受験するハラか? と友人に聞かれた。
……もちろん。時代が追いついているかもしれないし。とカッコよいことを言って、状況を乗り切る。
一方、相変わらず朝一番で小説は書いている。でっちあげるのが楽しいフィクションと、常に間違っていないかを慎重に確認しながら書くリサーチ系文書との間を、毎日気をつけて往復している。
だからか、眠い。楽しい。眠い。
フィクションを書いていると、ホントに楽しい。時たま苦しい時期が訪れるが、基本は楽しい。面白い。「知らなければでっちあげればいい」というフィクションの本質をついたS・キングの言葉が、いまや私の作家見習いの座右の銘
また打てない時期の波が来るまでは、打ち続けよう、でっちあげ続けよう。