異国の学生寮で欲しいものは

のだめカンタービレ、最終巻。速攻で送ってくれ。頼む」とメールが来た。
息子はアメリカ・カリフォルニアの大学の寮に住んでいる。その学生寮で、息子が渡米する時に持っていたマンガ「のだめカンタービレ」当時の全巻たぶん22巻は、大いに歓迎され、大事に回っているらしい。
分かる。
私も昔、北京の学生寮に住んでた。
日本語のマンガ、女性向けファッション雑誌、日本語のハーレクインロマンスや推理小説は、日本人留学生の間で、ボロボロになるまで回った。
寮というある意味の閉鎖空間、外国、そして日々が学問・勉強、という三拍子がそろった状況で、日本語の方のこらない楽しい読み物の存在は、とても貴重で重要になる。
これはその状況にあったものしかわからない。
だから、息子がアメリカにわたる時、「だまされたと思って、『のだめ〜』と『天才〜』持っていったら?」と勧めた。
どうやら当たりだったらしい。後で『ナルト〜』も持っていくはめになった。そして、それらはすべて、友人の間で、回し読みされているらしい。
で、今回はのだめの最終巻だ。今日、本屋にいったら平台に積んであって、ちょうど手に取ったところで、携帯のメールがなった。
あいよ!送ってやるよ(笑)