研究室の演習とコーヒー

今年最後の講義があった。
私は、北川正恭教授の「自治行政研究B」。相変わらず地方の自治体から来ている人達の、おもしろい意見を聞けた。
4時限目の時間は、ヒマだったのでSとお茶しておしゃべりして、5時限目は自分が今クール登録していない演習に遊びに行った。
田勢康弘教授の演習だ。
Sに田勢教授の演習を強く進めたのは私だ。今の彼女には、ぴったしだと分かっていた。
Sは入学したとたん、テーマが変わった。何に変わったのかというのではなくて、やろうとしていたテーマに興味が持てなくなったのだ。そういうことはある。よくある。
新しいテーマは見つかっていなかったが、以前のテーマはもうやる気がしない、というパターンだ。そういうことはある。よくある。
で、私は、そういう時にぴったしなのが、田勢教授だ!と勧めた。
ゆるいし、怒らないし、でも大局的なカンというか嗅覚が鋭いし。きっと、パカーンとホームラン打ってくれるよ、と勧めたのだ。
で、私は責任感から、前クールの彼女の演習についていった。決して田勢教授の研究室にいったらコーヒーが飲めるから、という理由ではない。
この演習は彼女にぴたしだったらしい。
で、今クールも、彼女は教授の演習をとった。今クールも私は演習に遊びに行く。決してコーヒーのためではないぞ。
するとTAの学生が、私にもコーヒーを淹れてくれた。断っては悪いので、私は仕方なく飲んだ。そういうことはある。よくあるぞ。(笑)