私が取っている講義

今日は私が今セメスタ(学期)に取っている講義を紹介しよう。
月曜日は「マスメディアにおける音声表現と音声表現者の歴史」松平定知客員教授。前のセメスタでは「歴史に見るリーダーシップ論」だったが、私はこれも受講した。
火曜日は岡田邦彦「パブリックリーダーシップA」である。今期はパブリックスピーチを勉強している。3週間に一回ほど課題が出て、受講者が順繰りにスピーチをしていく。そして皆から意見や討論。前期は「日本の経済を考える」だった。元・松下政経塾塾頭の方だが、私は岡田先生が好きなので、来期も聴講で取ろうかなと思っている。
それから北川正恭教授の「行政経営研究A]。AというからにはBもある。Bは来期だ。受講者の多い講義だ。
火曜日5限目には聴講で、坪内淳「外交と安全保障論」を取っている。聴講といっても、皆ほとんど本登録と同じくらいに真面目に出る。私もだ。めずらしく。
水曜日は、「世界と公共経営・アメリカ」火曜日と同じく岡田邦彦教授。…だから、すきなんだってばあ。
木曜日は沈思黙考の日と決めて、講義は取ってない。
金曜日は2限目に聴講で石田光義教授「立法政策」。面白い教授だ。私はこの教授が興味深い。前野セメスタで「憲法政策」をとった。講義も面白いが、教授がダイアローグで質問してくる、そのやり取りがおもしろい。ソクラテスか、君は? と言いたくなる。質問がおもしろいから答えも四苦八苦して、楽しい。やり取りがしたくて出席するようなものだ。
5限目には「品質の科学入門(フィロニーモスの思想)」武田修三郎教授。大変な碩学で、縦に深く横に広い知識と哲学である。
土曜日は、大好きな塚本壽雄教授の「ケーススタディ政策評価」である。固いタイプの教授だが笑うと某マンガのキャラクターの笑顔になる。土曜日に授業なんか取りたくなかったが、塚本教授の講義で、私がとれる時間は土曜日しかなかった。
演習でも、何度かお世話になっている。私の論文は専門が異なるのに、丁寧に一生懸命に見てくれる。学問に誠実な方だ。私の人生で今までこんな真面目な男性はいなかった(笑)ような気がする。
毎回の講義で、言いたい放題の意見を言って、「却下!」と塚本教授から言われるのが快感である。マゾか、私は。(笑)
前のセメスタで取った講義も、面白いものがたくさんあったし、素敵な教授もたくさんいた。大学院は面白い。
それによく考えたら、早稲田大学院に入って以来、嫌いな教授が一人もいない。これは私にしては、前例のない事態である。(笑)