数日前に、衆議院に4期目の当選を果たした古屋範子氏と会った。その時に「お正月用の鼎談記事で対談した作家の作品」ということで、山名美和子著書『戦国姫物語 城を支えた女たち』を頂いた。
彼女は対談前にはすでに読んでいて、さらに著者から頂いたものとは別に購入して、私に誕生日プレゼントの一つとしてくれた。
私は、世の中で最高の自分への誕生日プレゼントは、書籍だと思っている。何しろ知り合ったころの夫が、私に初めてくれた誕生日プレゼントも本だった。ミハエル・エンデの『モモ』。それで結婚を決めたくらいだ。…うそ。(笑)
それはさておき。
で、「忍城もあって、ずっと〜」「作者は同じ早稲田の〜」古屋議員の解説付きに頂いたこの本。
インデックスのようになっていて、歴女や戦国女や城マニアにたまらない本だろう。毎日、寝物語のように数ページずつ読んだ。
強い女性。悲しい女性。健気な女性。たくましい女性。勝気な女性。賢い女性。翻弄される女性。薄幸の女性。強運の女性。……。
戦国時代。そして家や血脈や帰属を表す、城という分かりやすい象徴。
現代でも、誰かが誰かに似ている気がする。