コンテンツ産業省…?

朝日新聞を開いて一面に小さいがカラーの「銀魂」の広告を見つけてしまった。
そして。
探してしまった。今日の朝日の紙面に8つも散りばめているという広告を。
おまけにハッと気づくと、切りぬこうとハサミを持ちかけた自分がいる。…やめよう、いくら何でも、子どもじゃあるまいし。オタクじゃあるまいし。
昨日は、「涼宮ハルヒ」のビデオを10本ほどいっぺんに見た。スニーカー文庫も買って。

ディズニーアニメはすごいと思うけど、私は日本のアニメの方が、もっとすごいと思う。
ディズニーは、アニメが人間やモノの動きを完璧なほどに再現しようとする。確かにスゴイ。リアリティーを追及して、本物らしくして、…でもそれなら、何のためにアニメで表現するのだろう。
日本のアニメは違う。日本のアニメの場合は、人間がそのアニメのマネをするようになる。
たとえばコスプレ。服そのものがかわいくて、またキャラの服装が表現している世界観がすきで、わざわざ自分で作ってそのマネをする。
またアニメのオープニングやエンディングにキャラの踊りを、人間が再現して踊ったりするのだ。ネットを見ると、たくさんの人たちが様々なアニメの踊りを踊っている。
アニメの動きが魅力的だからだろう。
資源を大量に投入して、すごいアニメを作ることはできるけれども、アメリカに比べ限られた資源の中で制作するアニメが、世界的に超弩級の影響力を持つのだ。

最近毎日、コンテンツ産業がどうのアニメがどうの、クールジャパンがああのこうのという私に、夫は、では君が政治家になっってコンテンツ産業法かコンテンツ産業庁を作ったら、と笑う。
おうよ。政治家になったらコンテンツ産業省、作ってやる。(笑)
あっ、その前にビデオ返して、マンガを買いに行こう。