『一流の人』とは

訳あって、暮れから新年にかけて「一流」に関する本を読んでいる。同時にNHKの『プロフェッショナル』(仕事の流儀)のDVDを50人分以上ほど見続けている。DVDはこのために、ネットのツタヤに入会したくらいだ。店頭ではなかなかそろわないのでさ。
『プロフェッショナル』のDVDには、超一流のアニメ作家や漫画家、超一流の杜氏や伝統職人、超一流のデザイナーや編集者、経営者や職人、などが登場する。おまけに巻末には、時間の関係でテレビで放映されなったインタビューなどがある。それがまたほんとにすごい。今現在も借りつづけて、次々とみているくらいだ。
で、それら一流のプロファッショナルが語ったことや語らずとも全身で発しているメッセージと、書籍に書いている一流になるための行動などを、18項目くらいにした。大勢の一流が同じことを言っているなと思ったのは一つの項目にして。
ほんとはもっとたくさんあったが、有り過ぎると自分がわけが分からなくなるのでそれくらいに留めた。取捨選択して一枚に収めるために18項目だ。それをプリントアウトして、自分と夫にあげた。夫は仕事場に張り出すといっている。(笑)
さてその中で、いくつかあげると。
「今すぐに実行する」
「そこに立ち続ける。バッターならバターボックスに、作家なら机の前に」
「勝つ決意をする」
「毎回、『自分の最高のもの』をだす」(だがほぼいつも、これは最高点ではない、満足できたためしがないと感じる)
「最後まで考え続ける。最後まで手を抜かない。最後まで努力と工夫をする」
「見えないところに手を抜かない」
もっといろいろありましが…。
ああ、項目には入れなかったが今思い出したことがある。とても重要なことがある。彼らは全員が、周囲の人や社会や運に対して、『感謝』『報恩感謝』の思いが全身に満ち溢れていた。これは、感謝の思いがあるから一流になったのか、一流になったから感謝の思いが素直に出てくるのかは、分からない。
追記 
打ち終わってブログを閉じて、はっとした。もう一つ分かったことがある。彼ら自身は自ら言っていないことだ。それは、
一流と呼ばれる彼らはすべて、実際にその道(仕事)に時間を投入している。実際に時間をかけている。時間を使っている。それをやっていないとき頭の隅でそれを考えている。とにかく、欠ける時間の総量が半端じゃない。これはとても重要なこと。