七草粥の日にお腹こわすのは自業自得です(笑)

七草粥とは、暮れやお正月のご馳走やお酒で使った胃や腸を、いたわり休めるために生み出された知恵だと聞いたことがある。そして同時に正月七日頃が、ずっと手の込んだ料理を作ってきて働いてきた主婦を休まるためにも、簡単で手の込まない料理で、胃にやさしいおかゆが良いと。
その先人お教えに背いて、私は七草粥の日に、濃くてスパイシーなカレーを作った。
何しろ買いお節料理で済ませていたので、料理作りに飽きてなんかいない。ほとんど作っていないし。(笑)で、そろそろ手の込んだ料理を作りたくなった。
台所の隅には、大いにワインを飲んで明け暮れた「動かぬ証拠」が、一年の初回のビンの日に間に合わせきれなくて、ごろごろしている。そして冷蔵庫には飲み残しのワインがある。いくらなんでも七草の日にはもうワインはやめましょう、と。で、赤ワインをうまく使うにはシュチューかカレーだと思ったのだ。
そして、大変な目にあった。お腹をこわした。
大変な目にあったのというのを言い方が違う。それではカレーが悪いみたいだ。カレーは悪くない。一緒に食べた夫は全然平気なのだから。つまり私の体が、飲みすぎと食べ過ぎで弱ったいたらしい。
二日間寝込んでしまった。一歩も外に出ていない。今日、二日遅れでお粥を食べた(笑)。もうお粥しか入らないお腹になっていた。
最初「まさかノロウィルス?」と思ったほどの症状だったが、おなじ食事をして同じ家に住んでいるもう一人のほうは全く大丈夫なのだ。素直に、腹痛と認めることした。
もう二度と暴飲暴食はしませ〜ん。もう二度と外食や買いお惣菜で一週間以上をすごしませ〜ん。と、お腹を抱えながら思った。(当然これは笑いながらの意味ではない)
もう二度と、テレビを見ながらスポーツマンに「アスリートのくせに食生活をおろそかにするんじゃない」とか言いましぇ〜ん。もう二度とテレビドラマを見て「酒の飲みすぎで体を壊した〜?あほ!?」なんて言いましぇ〜ん。
七草粥の日にお腹壊すのは、自業自得で〜す。